※当作品は、第45χ『今度こそψ会!蝶野雨緑』の前に
書かれたため、蝶野の元奥さんの設定はオリジナルです。
メガネ(石化)の設定も原作と異なります。ご了承ください。

斉木楠雄の春情


もう何度も繰り返すようだが、僕はこの能力をもっているために、通常の人間とはまったく違う生物に進化したといっても良い存在だ。あまりにレベルが違いすぎて、友情など築きようもないし、いわんや愛情など交わすことなど有り得ない。
そうは言っても僕とて肉体のある身、ましてや性欲の高まる思春期真っ盛りとあっては、劣情の捌け口ぐらいは必要じゃないかと思うときがある。意外と僕はモテるらしいので、その気になれば女の子のひとりやふたり調達できないこともないかもしれないが、そう簡単にはいかない理由は、僕自身が誰かと深い仲になることを避けていること、そしてもうひとつは。

「相棒、今日はうどん食いにいこうぜ! 肉うどん!」

「いや、今日こそはオレと一緒にトリッカーを突き止めに行くんだ」

こいつらだ。
クラスでも白眼視されている醜男バカと廚二病患者が、常に僕にまつわりついているのだ。ちなみに、いくら身体が火照ったとしても「こんなバカでも穴はあいているんだよな」などと妄言を吐くほど、僕も血迷ってはいない。仕方ないから、今日はさっさと帰って冷たいシャワーでも浴びよう……と、机の中のノートをカバンに詰めて立ち上がろうとしたところで、誰かが僕の手を掴んだ。やたら体温が高いうえに、じっとりと汗ばんでいるその掌の感触に、虫酸が走る。

「今日は逃がさないぞ。君の秘めた情熱をどうしても確かめたくてね!」

灰呂杵志か。熱血漢の学級委員長で、授業でドッヂボールをして以来「斉木君の本気を見たい」などと口走って襲撃をかけてくる。だから僕は本気なんか出さないんだ、本気を出したら大変なことになるんだよ、なにしろ超能力者だから……と説明してやれたら、いっそ楽になれるのかもしれないが、そもそも僕は超能力を隠して生きているのだ。とりあえず手を離してもらいたくて、相手の骨を折らない程度に振りほどこうとしてみたが、灰呂はまるで栄養ドリンクのCMのような大げさな表情でその衝撃に耐え「どんな困難があってもっ、この手を離すわけにはいかないっ!」などと熱苦しく宣言する。まいったな、とりあえずここはおとなしく従って、隙をみて逃げるか。
ようやく掴んだ手首を離した灰呂であったが、今度は手指を絡めようとしてきた。さすがに男同士でそれは気持ち悪いだろうと思って手を引いたが、灰呂は「しっかり捕まえてないと、君は逃げてしまうからな」と分かったような口をきく。いや、是非離してください、もう逃げる気満々ですから。大体、身体を冷やしたかったところを、逆に暑苦しいヤツにまつわりつかれて、熱で頭がぼうっとしかけている。そもそも、僕の秘めたなんとやらをどうやって見るつもりなのか。

(ようやく体育館倉庫の鍵を預かることができたんだ。倉庫の整理をするということにして、他の生徒の出入りも禁止すれば……)

なんだ、そのエロゲー的な発想。確かに備品などを収納する倉庫の鍵を預かるほど、絶大な信頼を先生から得たのは偉いと思うが、その使用目的は多分、先生が一番懸念していた事項のひとつだと思うぞ。確かに密室だし、適度に薄暗いし、マットなんかもあるから、ある意味、理想的な環境だとは思われるが。そのめくるめく妄想が、テレパシーを通じて僕の脳内に容赦なく流れ込んでくる。なにしろ、このテレパシーという能力はオフにできないのだ。

(あ、でもまだ部活とかやってる時間だよな。ドッジボール部とか)

いや、高校の部活といったら、フツーはバスケとかバレーとかだろ。いずれにせよ、体育館やその倉庫を使う学生がたくさんいる時間帯だ。そう安易にエロゲー的な展開に持ち込める由がない……そう思い出すことで、辛うじて踏みとどまることができた。

「その、外の空気でも吸いに行かないか? 屋上とか。青春といえば学校の屋上、そうだろう?」

空気なんかどこでも吸えるわ。というか、校舎の屋上というのも、ベタなシチュエーションだな。さすがに屋上の鍵は持っていないようだが、確かにこちらも人は滅多に来ない。コンクリートの床は硬くて背中が痛くなりそうだが……って、僕は何を考えているんだ。
多分、灰呂に触れられているせいで、その思念の影響を受けてしまっているんだろう。気付けば、促されるままに屋上に通じる階段を昇っていた。ガンッという金属を叩く音が耳に飛び込んできて、僕は我に返った。

「あれ、おかしいな。鍵がかかってるのか」

そりゃそうだ。通常、学生は屋上に用事など無いのだし、遊んでいて転落事故なんかあったら責任問題だからな。僕はそっと二、三歩後ずさる。灰呂が鉄製の扉を拳でガンガンと叩いていて、僕の挙動にまったく気付いていないのを確かめると、一気に瞬間移動でその場を離れた。





まいったな、変に刺激されて、体が熱い。フツーの高校生なら、こういう場合はコンビニで週刊誌でも買って、袋とじのグラビア写真なんぞを見ながら発散できるのだろう。だが、繰り返すようだが僕は超能力者なのだ。裸なんぞは透視能力で日常的にいくらでも見ることができる。それも物心ついた頃から老若男女美醜を問わず、だ。今さら写真を見たところで何も感じない。むしろ写真という紙媒体そのものが透けてしまって、袋とじどころか、本そのものを開かずに全ページ読めてしまうほどだ。ビデオを見ようとしても、ついうっかり注視してモニターの裏側の配線まで見えてしまうのでは、興醒めもいいところだ。超能力なんぞを持っていても全然便利じゃないどころか、オカズにも不自由する有様とはね。

「あ、師匠」

誰だよ、もう話しかけないでくれ。うんざりして振り向くと、蝶野雨緑(ちょうの・うりょく)だった。リストラされ妻に逃げられた挙げ句にホームレスにまで落ちぶれ、なぜかイリュージョニストになろうと路上で手品なんぞを始めた青年だ。あまりの才能のなさに、格の違いを自覚させようと僕がイリュージョンを見せてあげたことがあるのだが、諦めるどころか「師匠とよばせてください」と懐かれてしまった。久しぶりに逢った蝶野は、いつもの垢じみた黒タキシードにシルクハットではなく、妙にこざっぱりしたスーツ姿だった。

「実は僕、結構成功してね。まぁ、助手のイケさんが色々と献身的に手伝ってくれるせいもあるんだけど」

そうだな。イケさんのおかげだな。

「次の大舞台の打ち合わせに行ってきた帰りさ。出演料も一部前払いで貰ってね。もちろんイケさんとも分けるんだけど。この舞台が成功して報酬が入ったら、ついに念願の人体切断マジックの道具が買えるんだ。これで妻も帰ってきてくれるに違いない」

いや、それはない。
ツッコんでみてから、そういえば彼は妻帯者だったんだよな、と思い出す。自分が何を期待しているのか自覚できないまま、僕は先ほどから脳内で渦巻いている熱っぽい『気』をテレパシーで蝶野に叩き付けていた。他人の心にはたらきかける『天使のささやき(エンジェル・ウィスパー)』の応用だ。生理用品の名前みたいだというツッコみは無しの方向で。

「その、師匠、もし良かったら食事でも一緒にどうです?」

案外あっさりと蝶野が誘いかけてきた。どうやら、彼も妻恋しさのあまりに劣情を募らせていたらしい。

(ピーコごめんな、でも女性相手じゃないから、これは浮気じゃないよな? あと、高校生でも女子高生じゃないから、これはセーフだよな? な?)

いや待て。ピーコって鳩だろ。鳩相手に操を立ててるのかよ。え? 奥さんの名前を鳩につけてたの? いやいやピーコって名前変だろ。本名? ああ、愛称ですか。追い出された原因はリストラだとか言ってたけど、案外、その変なニックネームが嫌われる一因だったんじゃないのか? 一抹の不安を感じなくもなかったが、前も後ろも分からないような童貞どもよりも、一応は結婚してそれなりに経験を積んだであろう大人の男性の方がマシに違いないと自分に言い聞かせると、僕は軽くうつむいて、蝶野のスーツの袖を軽く掴んだ。




焼き肉で腹ごしらえをしてラブホテルという、実に芸のないデートコースではあったが、お互い目的がはっきりしているのだから、ボウリングだ映画だと回りくどいオプションは必要ない。たとえラブホとはいえ、日頃から建物内部の構造も透視できてしまうため、奇抜な意匠をこらした素っ頓狂な内装も、特に物珍しくはなかった。むしろ、蝶野の方がこのような場所に慣れていないのかオドオドしていたのが、多少、僕を不安にさせる。

「いや、その、こんなところに来たのはすごく久しぶりだからね。若い頃に妻とね。お互い実家暮らしで、その、分かるだろ? クルマも持ってなかったから、そういうときはこういうところに来るわけなんだけど、ほら、若い頃はお金も持ってないだろ。いや、今も貧乏といえば貧乏なんだけど」

ちょっと待て。お互い実家暮らしで、そんなに金もなかったということは、アンタ経験少ないのか? さすがに童貞よりはマシだと思いたいが。

「ああ、心配しないで。僕のイリュージョンのようなアメージングなテクニックで、メロメロにしてあげるよ」

アンタの手品テクって、それ全然ダメじゃん。あと、スーツの内ポケットに押し込んでるハトなんとかしてやれよ。また忘れてんのか。ピーコだろ、そいつがピーコだろ。ピーコ出してやれよピーコ。

ダブルベッドと小さなサイドテーブルですら圧迫感を感じるほどの狭い部屋だ。むしろ、ベッドの上にしか居場所がない。蝶野が上着を脱いで壁のフックにかけると、ピーコがひょこっと顔を出した。それを眺めながら(窒息しなくて良かったな、ピーコ)などとぼんやり考えていたら、肩を掴まれて押し倒された。クッションが抜けているのか妙に柔らかいベッドに、重なった体が沈む。

「本当にいけない子だね。こういうところにノコノコついて来たりして」

あまりにもベタだが、こういう場面での台詞はそもそも、そんなにバリエーションがあるものではないのだろう。それよりも唐突に顔を両手で挟まれたかと思うと、口の中にヌルッとしたものが入り込んできたことに驚いた。なるほどこれがディープキスというものかと納得はしたものの、口が塞がれているせいで息苦しい。両手で軽く相手の胸を叩いたが、蝶野はお構いなしに舌や歯を舐めまくってくる。互いの唾液がピチャピチャと音を立てて絡み合って溢れ……僕はむせて咳き込んだ。

「あ、ごめんごめん。つい、夢中になっちゃって」

おいおい大丈夫かよ。大人の余裕みたいなものに期待してたんだから、しっかりしてくれよ。咳のせいで涙が出てきたため、僕は眼鏡を外して、枕元のヘッドパネルの上に乗せた。手の甲で目元を拭おうとして、先に顔を舐められた。犬かよ、とツッコみそうになったが、そうやって涙を拭ってあげるというのも、彼なりの愛情表現らしい。反応できずに固まっていると、ぎゅっと抱きしめられた。

「怖かった? 大丈夫? 酷いことはしないから安心してね」

僕としては単純に、溜まってるモノを吐き出させてほしいだけなんだが、手続きというか手順というか、なかなか面倒なものなんだな。テレパシーを使えない下等な生物達は、こうやって回りくどい儀式を重ねて、互いの気持ちを確認し合うのだろう。ここは経験者に任せて、身を委ねることにしよう。促されるままに、ジャケットを脱いだ。シャツ越しに全身を這う彼の指が、長くて整っているのは一応マジシャンとして修行した成果なのだろうか、それとも本来の彼のかたちなのだろうか。再び触れ合った唇は柔らかく、甘い……さっき、焼き肉屋のレジで貰ったガムの匂いがした。背中に腕をまわす。力を制御できずに握りつぶしてしまう恐れがあるので、念のために、手指は軽く握っておく……唇がふと離れたとき、背中がゾクッとするような感覚に見舞われ、全身がのけぞった。

「知らなかった? ここは、男も性感帯なんだよ」

両手をグーにしていて良かった。そうでなければ蝶野の背中に指を突き通すか、背骨を握り潰していたかもしれない。はだけたシャツから覗く乳首に吸い付かれ、僕はすがるように枕やベッドのヘッドボードを掴んだ。枕は裂け、ヘッドボードには指が食い込む。

「かわいい声だね。そんなに気持ちいい? ここを弄られるの、初めてなんだ?」

当たり前だ。普通に生活してる男子高校生に、乳首なんか弄りあっこする機会なんぞあってたまるか。ベッドがみるみるボロボロになっているのに、まったく気付いている様子がないのは、蝶野自身も久しぶりの行為にテンションがあがっているせいだろう。

「ええのんか、ここがそんなにええのんか」

待て、なんでそこで突然関西弁。
素に返ってツッコみそうになるから、黙っとけ。

「腰もぞもぞさせて、いやらしい子やな」

え。マジですか。言われてみれば、胸に慣れない刺激を受けたせいもあって、下腹部の熱がはち切れそうになっている。無意識のうちに、発情した猫のように脚を相手にすりつけていたらしい。せめてベルトでも緩めて楽にしようと右手を下半身に伸ばしたら、その手首を掴まれた。強引に相手の股間に押し付けられる。ソレはスラックス越しにでもはっきりと形が分かるほど、熱く、固く、膨らんでいる。

「欲しいんか。コレが欲しいんか。何が欲しいのか、言うてみぃ」

ごめん、ちょっと待って、タンマタンマ。はい、カットカット。蝶野さん、普段とキャラ違う。というか、それ何? AVの真似?
まぁ、確かに、こういう場面でのボキャブラリーなんてAVぐらいでしか得る機会ないだろうから、どうしても影響を受けるのは仕方ないとしても、台詞モロパクリってどうなの。というか、ピーコ(仮称)さんともそういう台詞まわしでセックスしてたの? それでピーコ(仮称)さんとうまくいってたの? むしろ、それが離婚の原因になったんじゃないのってぐらい、ノれないんだけど。
あいている左手でポンポンと肩を叩く。かなり力を抜いたつもりだったが、やはり制御しきれていなかったのか、蝶野は痛そうに顔をしかめた。だが、行為に没頭していたのを我に返ってもらうには、そのぐらいで良かったのかもしれない。

「あ、ごめんね。もしかして、シャワー浴びたかった? 汗の匂いとか、僕は気にならないけど、やっぱり恥ずかしいのかな?」

そういう論点じゃないけど、とりあえず一息つく理由になったから、それでもいいか。
ちゅっと口づけられて「先に入っておいで」と、送り出される。なんか、慣れてしまってキス程度には抵抗を感じなくなりかけている自分が嫌だ。僕は脱ぎ捨てたジャケットと眼鏡を拾い上げ、バスルームへ向かった。ここで水でも浴びたら、スッキリできちゃうんじゃないかと思いついたのは、服を脱いでシャワーの湯温を調節していた時だ。いや、さっきの愛撫を思い出すだけで、今すぐにでも抜けそう。シャワーの音が、妙な物音も隠してくれるだろう。
僕は目を閉じると、自分の首筋に指を這わせた。胸を、腹を、滑り降りて、熱い塊に触れる。握り込んで迸った瞬間、脱力して膝から崩折れた。

「大丈夫? どうしたの? 滑ったの?」

扉の向こうから心配してかけてくる蝶野の声が、うざい。しゃがみ込み、バスタブの縁を掴んだ姿勢で、呼吸を整える。吐き出したものもシャワーの湯水に流され、体中についた唾液も洗い落として、落ち着きを取り戻してみると、自分の状況が酷くバカらしいものに思えてきた。これが、世にいう賢者タイムというものなのだろう。この状態から、さっきのテンションまで戻せと? 無理。絶対に無理。元々、恋仲でも何でもないし、ただ抜きたかっただけだから。どうすれば、この状況から逃れられるだろう。結論がでないまま脱衣場に戻って、バスタオルで体を拭く。カバンもついでに持って来れば、このまま瞬間移動したのに……カバン、瞬間移動……そうか。




「遅かったね。さっきすごい音がしてたけど、大丈夫だった? 濡れた髪も色っぽいね、ハニー。服なんてどうせ脱いじゃうから、わざわざ着なくても良かったのに」

誰が蜂蜜だ。僕はゆっくりと半ば芝居がかった仕草で、床に放り出してあったカバンを取り上げた。もう片手をカバンにかざしてみせる。

「え? 何? 師匠?」

そのまま数呼吸おいて、僕は瞬間移動した。

「あ、あ……マジかよ……」

だから、そこはアメージング、だろーが。とりあえず、蝶野はもの凄い手品だと信じ込むか、妻恋しさの余りに幻覚を見ていたのだと己に言い聞かせるか、適当にどちらかするだろう。




実に爽やかな気分で家に帰ると、玄関に見慣れたデカい靴があった。

「楠雄、お友達が遊びに来てるわよ」

勝手に部屋に通すなよ。まぁ、荒らされても困るものなんか無いけどな。ドアを開けると、案の定、燃堂が本棚を漁っているところであった。

「相棒よ。オマエ、エロ本とか、どこに隠してんだ? 一冊も見当たらなくね?」

僕がエロ本を必要としない理由を、また冒頭に戻って繰り返せというのか。

「まぁ、いいや。ビデオ借りて来たから、一緒に見ようぜ」

いや、それビデオってかDVDだろ。どっちにしろ、AVも僕は無理だから。というか、さっきのAV口調を思い出してしまいそうで、すっごく嫌なんだけど……と思いながらも、燃堂が取り出したディスクをちらりと見て、思わず口がポカンと開いてしまった。本当にそれ見るの?

「すっげぇイイって聞いたんだぜ。アニメなんだけど、名作中の名作だって」

誰に尋ねたのかは知らないが、ダマされてるぞ。いや、確かに名作中の名作だし、僕自身はスッキリしたところだから、別に何でも構わないけど、オマエは本当にそれでいいのか?

そのDVDのタイトルは『火垂る○墓』と書かれていた。

(了)

【後書き】蝶野雨緑は、0巻に登場したキャラクターです。スミマセン。

海堂ネタをぼちぼち書いていたんですが、昨日眠れなくてウダウダしてたら(友達も恋人も作ろうとしない斉木君はどう処理してるのかなー)という妄想が浮かんで来て、ついつい早起きしてメモ……を書いているつもりが、一気に書き上げてしまいました(爆)。
海堂小説も頑張ります。でもその前に、学ランの制作もっと頑張ります(←何)。
初出:2012年6月30日
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壁紙:素材屋Miracle Page より。

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