ちくわとバナナとマヨネーズとアナタ



ハルさんが沖田、北宮さんが山崎、伯方が土方と近藤をWキャストで担当した、なりきりチャットの1シーンです。バナナにマヨネーズをかけて食うエロっぽく食う土方と愉快な仲間達という構図。
下記にチャットログの該当シーンを掲載しましたので、よろしければ、当日の雰囲気をお楽しみください。なお、雑談等はカット、会話の順序入れ替えや字句訂正等、若干の編集をしています。

サイト収録(初出):07年10月11日
チャットログ収録:同月12日

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【おまけ】該当チャットログ(部分抜粋)


近藤:総悟ぉおおおおおおおおおおおおお!
(障子をスパーーーーーーンと勢い良く開けて、リコーダー片手に駆け込んで来る)

沖田:!! うおッ 近藤さん!? ホントにリコーダー持ってるしっ!

近藤:いや、トシから、リコーダーが要るって、聞いたから。大丈夫だ、俺は2本持ってるから、遠慮せず使ってくれっ!

山崎:リコーダーに書いてある名前が、局長じゃない件について、お聞きしてもいいですか。

近藤:お妙さんのリコーダーは、俺のリコーダーも同然だ。だから2本なんだ(素)。

沖田:同然じゃないでしょ、近藤さん!!
(額をべしっと叩き)

近藤:いでっ。同然じゃないのなら、一心同体というか?

沖田:(近藤を足蹴する)
山崎…これ、こっそり返しておいたほうがよくねーかな。下手すっと、屯所ごとつぶしにくるぞ、あの女。

山崎:局長、いい加減、あのゴリラ女諦めたらどうです?

沖田:ホラ、近藤さんには代わりに、これ上げますよ。
(屯所の冷蔵庫に入っていたちくわを差し出す)

近藤:ちくわは、ファの音しか出せないから『翼をください』が吹けないんだがな。

山崎:あ、そのちくわ、副長がマヨネーズ突っ込んで食うって言ってたちくわじゃ……。

沖田:大丈夫です、近藤さん。音楽はハートですぜィ。
(まことしやかに言い聞かせる)

近藤:まぁ、総悟がそう言うのなら、俺は今世紀最後のちくわ奏者になってみせる!
(無駄に良い笑顔を浮かべる)

沖田:さすが近藤さん、その意気だァ! 今世紀は始まったばかりだが、期待してますぜ!
(無駄に盛り上がる)
大丈夫だィ、山崎。あのヒトは、マヨネーズがのってりゃァ、ちくわでもそせじでも、分かんねーよ。

山崎:だから、そのちくわ、副長のっ……いや、ちくわには突っ込めるけど、そせじは突っ込む側じゃないですか……ねぇ、聞いてます?

近藤:とりあえず、ファの音が出るだけ『僕のクラリネット壊しちゃった』よりは、マシな状態かもしれねぇな。
(山崎の台詞なんて聞いちゃいねぇ)

沖田:そーですよ、ちくわはクラリネットより上等な楽器でさァ。
(同じく、意図的に山崎をスルー)

近藤:まぁ、トシには俺から言っておくよ。とりあえず、ファの音をマスターする方が先決だ(真顔)。

沖田:そうですね。音が出ねーんじゃ、話にならねェ…って近藤さん、そんなに強くかじると、ちくわ食いちぎっちゃいますぜ。

近藤:まぁ、でも、食いモンだしな。
(食いちぎれてしまったので、もっさもっさ食べ始める)

沖田:あ、じゃあ、俺も俺も。
(ちくわを受け取って食いちぎり、もっさもっさ)
山崎も食うか〜
(もごもごしながら、ちくわを差し出す)

山崎:……はい。
(受け取って、もちゃもちゃ)
なんなんですか、ヤローが深夜、三人雁首揃えてちくわ食ってるのって。

近藤:結構、イケるな、このちくわ。まだあるんか?
(もぐもぐ)

沖田:ちょっと探してきやーす。
(冷蔵庫に走り……やがて戻ってくる)
最後の一本でしたア。土方さんに会ったんで、山崎が食ったって、言っておきやした。

近藤:そうかぁ。妙にうまかったが、アレ、高級なヤツだったんかなぁ。
(罪悪感なし)

山崎:ちょ、ちょっと待てぇぇぇっ、殆ど食ったの局長じゃんっっ!! 

沖田:まったく土方さん、あんなにうめェもんを一人で食ってたなんて、とんでもねェ。
(同じく罪悪感なし)

近藤:上司を庇ってこそ優秀な部下だぞ、ここはおめぇが食ったことにしておけ。

沖田:いいか山崎…俺達ァ、どんなときだって、近藤さんを守らなきゃなんねぇんだ(肩ぽん)。

土方:(抜き身の刀を片手に)
てめぇらああああああっ! なぁに人のモン食い散らかしてんだっ!
(バサッと障子を斬り破って、登場)

沖田:うおッ、鬼の副長がおいでなすったァ。
(状況を楽しんでいる)

山崎:それとこれとは違います。局長を庇うならアンタが庇ってくださいよっ。
副長っ!? あああああっ、複数形違うっ、食ったの局長ですーーーっっ!

土方:そうなのか? 近藤さん。いくら近藤さんでも、食いモンの恨みは別ですぜ?

沖田:違いますゼ、土方さん、近藤さんはバナナが好物でさァ。ちくわなんか食わねェやァ。

土方:あン? そうだな。確かに近藤さんと言えば、バナナだな。

山崎:ちょっ……冷蔵庫からちくわ出してきたのは沖田さんで、リコーダー代わりにして食いちぎって、食っちまったのが局長ですぅ!

沖田:全部、山崎のでまかせでさァ(真顔)。

山崎:俺、副長にはうそ付きませんーーーーっ!!

沖田:じゃー山崎、土方さんとちゅーして見ろィ、絶対ちくわの味がするはずだァ。

山崎:していいんですか?
(嬉々として背伸びして、土方にちゅーする)

土方:(憮然としながら)……確かに、ちくわの味がすんな。

沖田:(あーあ、お前もちくわ食ってたのに、とニヤニヤしている)

土方:やっぱり食ってんじゃねぇかっ! てめぇそこに直れっ! つか、切腹しろっ!

山崎:あ・・・。(汗)

沖田:ほら、言わんこっちゃねェ。
(アハハと笑う)

山崎:ちがいますーっ、俺が食ったの一口だけで、あとは全部二人ですっ!

近藤:じゃあ、俺とチューして検分するか? トシよ。

土方:近藤さん。お気持ちは有り難い。だが断る。

沖田:そっか、俺もチューしていいんですかィ? 土方サンに?
(山崎を振り返ってニヤッと笑う)

山崎:どっちもだめっ!!

沖田:じゃ、俺が近藤さんを確かめましょーか(ちゅっ)。
む、ちくわの味なんか、ちっともしねェや。
じゃ、近藤さん、俺らは腹減ったし、バナナでも食いますかァ。

近藤:まぁまぁ、身の潔白を示そうという、総悟の気持ちも察してやれ。
(と、いいながらバナナをもっさもっさと食べて、証拠隠滅)
ンー・・確かに、総悟のちゅーも、ちくわの味はしねぇな。

沖田:(自分もバナナ取り出して、もっさもっさと隠滅)

山崎:上司が揃って、部下を陥れようとしてるよっ!

沖田:土方さん、俺はともかく、近藤さんを疑うんですかィ?

土方:確かに、かなり信用ならねぇおめぇはともかく、だな……かといって、まさかてめーらの口ィ吸って、検分するわけにもいかねぇだろうし。

山崎:副長ーっ! 俺を信じてくださいぃぃぃぃ!!!!!

土方:信じられるか。嘘が得意なのが化け調の真骨頂だろうがよ。ま、そんだけバナナ食ってりゃ、ちくわの味なんて消えてそうだがな。

沖田:まー俺は、山崎がいいっつーなら、検分してくれても構いやせんがねェ。
(にやにや笑いながら、バナナもっさもっさ喰らい続ける)

山崎:それで、ハイそーですかって、俺が言うわけないでしょうっ!

沖田:そーですかィ? ま、山崎ィ…とりあえずおめーは、ちくわの味したんだから、もうアウトだぜィ。

山崎:俺、副長には嘘付きませんよぅっ!  

土方:嘘もなにも、てめーも食ったんだろが。まぁ、別にいいがな。夜食に食おうと持ってたのに。
(諦めて、刀を鞘に納める)

山崎:・・・ほんのちょっと

土方:食いモンの恨みは恐ろしいからな。当分、てめぇは副長室、出入り禁止だ。書類とかは吉村に持って来させる(きぱっ)。

山崎:そんな殺生なーーーーーっっ! お夜食にはマヨネーズおかきお持ちしますから、それで勘弁してください!

沖田:あーあ、土方さんがキレちまったィ。 どーしやしょ、近藤さん?

近藤:トシも妙なとこでオトナゲねぇからなぁ。トシもバナナ食うか?

沖田:そーだ、それがいいやア。まさかバナナにはマヨかけませんよねィ?

土方:はぁ? おめぇ、マヨなめてんのか!? マヨネーズはナンにでもあうように出来てるんだよ。その昔、マヨネーズとバナナを一緒に食うのがたるかったバルバロッサ将軍が考案した食い方なんだよっ!

山崎:沖田さん、それイカガわしすぎるからっ、視覚的暴力だからっ!

沖田:じゃ、マヨかけてバナナ食ってみせてくださいよ、土方さん。
(山崎無視)

山崎:副長、思いとどまってくださいっ!
(脳内妄想MAX状態)

近藤:マヨネーズとバナナ? 合いそうな来もするがな。サラダにバナナが入った感じか? どうなんだろう?

土方:なに赤くなってンだ、山崎。なんか妙な妄想してねーか?
(みょみょみょ………と、マヨボトルから絞り出したマヨネーズがバナナにかかって、たらーりと垂れかかり)
…………おっと、もったいねぇ。
(舌を出して、それを下から舐めあげる)

山崎:うああああああ、やっちゃったよ、やっちっゃたよこのひとぉぉぉぉっっ!!!

沖田:ほぉお……。
(見つめる子供状態)

近藤:舐め方、エロっ(ぼそ)。

土方:んぁ…何だ、やかましーな。ひとがマヨ食ってるぐれぇで。
(舌が先端まで届くと、先からぱくりとくわえ込み、さらにマヨを舐め取る)

沖田:俺、なんか、いかがわしいもの見てる気になってきやした(ぼそっ)。

山崎:ど、どうせなら……副長室に戻って召し上がってくださいっ!
(やべぇ……洒落になってねぇ……と焦る)

土方:(一度深く呑み込んだのを唇で拭うようにして抜きとり、口を離すと、マヨが拭いとられたバナナを前に唇を軽く舐め)
……だから、何騒いでンだ?
(マヨ追加投与する気満々でマヨボトル取り出す)

沖田:すげェや、土方サン…結局、マヨネーズしかまだ食ってねえし。

山崎:せめて丸かじらず、皿に乗せてフォークで召し上がるとかっっっ!!!

土方:なんだよ、バナナなんて、丸かじりするもんだろうが。

山崎:マヨネーズは添えません。

土方:ち。人のちくわ食っておいて、ぐちゃぐちゃ文句言いやがって。
(ぶつぶつ言いながら、再びマヨをにゅるにゅるかける)

沖田:ま、まだマヨ……。

土方:あたりめぇだろ。マヨなしで食えるか。
(にゅるにゅる……ぱくり)

山崎:せめて、それは……こーいうところでなく……。

土方:どこで食えと? バナナぐれぇ、どこで食っても同じだろがよ。食堂で食えとでも?

沖田:食堂でそんな食い方されたら、全員、食欲失いまさァ。

近藤:別の欲求は沸きそうだな。なぁ、ザキよ。
(同情)

山崎:そんなステキな光景、大放出しないで(泣)。

沖田:ちょ…まさか近藤さん、土方さん相手にサカってませんよね?!

近藤:いや、サカってる訳ではねーんだがな。トシってたまーに、エロく見えるときがなくもねーなと。

沖田:(土方さん、やっぱり殺らにゃーなんねェ…)

山崎:……俺、もう既に、ちょっと元気なんですが。

土方:なんだよ、てめーら、感じわりーな。人がバナナ食うぐれぇで、あーだこーだと。

山崎:だって、食べ方がいかがわしくって。

土方:いかがわしいってなんだ。てめーら、マヨネーズを侮辱すんのか。
(マヨまみれのバナナを、先端からもちゃもちゃ食べる)
…………あ、垂れた。
(手首に落ちたマヨネーズを、舌でレローッと舐め取る)

沖田:(そんなエロい土方さんの動作に対する、近藤の表情を盗み見る)

近藤:…………。
(目をそらして、ぽりぽりと頭かく)

山崎:局長ッ! 副長に何とか言ってくださいよ、視覚の暴力ですっ!

土方:……ったく、ひとのちくわは勝手に食うわ、食い方にケチはつけるわ、こいつらときたら……。
(苦笑しながら、2本目にむにゅぅっと絞り出す)

山崎:副長も、またそーいうことを……。 

土方:なんだよ、またそーいうことってぇのは。俺は2本目のバナナを食っちゃいけねぇのか?(素)

山崎:いや、召し上がるのはいいんですが……せめて、皿の上でマヨかけてください。

土方:だから、バナナは丸かじりだろうが。じゃあ、冷蔵庫にあったソーセージでも食うか。

近藤:トシ、棒状のものは当分勘弁して。

山崎:そせじは、もっとタチが悪いです。視覚の強姦です。お願いですから……俺の精神限界です。

土方:は? どういうことなんだ? 全然ワケわからねぇんだけど。説明しろや。30字以内で。

山崎:マヨかけて 丸かじりする姿が 尺八吹いてるようで イカガわしい…28文字。

近藤:ちくわがリコーダーで、バナナが尺八……おあとがよろしいようで。


開催:07年10月07日
参加者:ハルさん、北宮紫さん、伯方はやと
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